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  • 執筆者の写真店主

絵本作家になりたい


ステンドグラス葉っぱのお皿

hinataboccoひなたぼっこのご近所に、ギャラリーがある。これから名を広め、大きく育っていこうとする新人作家さんたちの作品展を中心にした場所だ。ギャラリーのオーナーさんは、当店を応援してくださっていて、「近所にいいカフェない?」と聞かれたら、かならず案内してくださる(喜!)らしい。

ある日、「00ギャラリーさんに聞いて来ました」と、数人の作家さんが来店してくださった。聞けば専門学校でイラストを専攻している学生さんのグループ展だそう。きゃきゃっとおしゃべりしている若い人の中に、うん?どう見ても私に近い年代の女性がいる!と思い、気になった。

emiさん(仮名)は、ずっと絵を本格的に勉強したい、それを仕事にしたいと考えていたが、保母さんとして忙しく過ごすうちに、知らぬ間に月日がたったという。ところが、親しくしていた同僚が、仕事があまりにきつくてからだを壊し、亡くなったのだそうだ。

それをきっかけに、一念発起、したいことをしようと、退職して専門学校に入学、苦手なパソコンと格闘しながら、うんと年下の同級生と一緒にイラストの勉強を始めた。

昨年専門学校を卒業したemiさんは、今、自費で絵本制作の勉強サークルに通い、手製で絵本をつくり、国際絵本コンクールに挑戦しようとがんばっている。

先日その1冊をhinataboccoひなたぼっこに届けに来てくれた。

emiさんの絵はこどものように伸びやかで元気いっぱいだ。

きっと、彼女そのものなのだろう。

いつか、本屋さんに絵本が並ぶ日を、私も楽しみに待っている。

emiさんの作品はこちらから

https://www.instagram.com/takie_neko/?h


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